近年はスマホが必需品ですね。当たり前のように使っていますが、2007年にiPhoneが発売されて2008年にソフトバンクがiPhoneを発売してから一気に普及していったので、もっと長く触れているような感覚ですがまだ14年目なのですね。
性能もどんどんあがり、昔のスパコン並というとも言われるほどの性能だそうです。スマホはなんでも調べられる。業務もこなせる。会計処理もできる。音楽も聴けるし本も読める。SNSで社会とつながる、写真や動画もとれる。まさになんでもこなしてくれるスーパーツールといった存在です。電車の中で皆がスマホを見ている光景も頷けます。
ただ、なんでもできるが故に膨大な情報が入ってくるツールでもあるのです。一昔前までは経営資源とヒト、カネ、モノと言われましたが、情報が加わり、昨今では時間、知的財産なども資源に加えられるようになりました。21世紀はデータが経済を支配すると言われてひさしいですが、データはハードウェアではなくソフトウェアによってその価値が決まります。最近はAIによる分析が当たり前となりつつありますが、その背後には、人間の知恵があります。いわゆるデータ・サイエンティストと呼ばれる人たちの活躍です。情報はヒトと組み合わせることで、企業業績を左右するデータとなるのです。人間の脳も時代に呼応し、進化し続けるのでしょうが、あまりの情報量にパンク気味になってきているのも事実かと思います。
自分が欲する正確な情報を情報の海から見つけ出す脳力がより求められる時代になるのでしょうね。そのためにはマルチタスク脳よりシングルタスク脳がより貴重になるのかもしれません。