新緑が眩しい季節もあっという間に過ぎ、そろそろ梅雨入りの気配が漂う今日この頃、気温も徐々に夏の気配を帯びてきました。
このひと月を振り返ると、プライベート環境の変化や出来事があり改めて家族について考えさせられる機会を得ることができました。すべての出来事は必然であり吉兆ととらえていきたいと思うのです。
話はかわりますが、私には5歳上の兄がおり、東京の代々木で楽器店を営んでおります。約30年前に脱サラし、自分のやりたいことを仕事にした人です。
そしてこの度、メイドインジャパンの楽器の普及により力をいれたいとのことでWebサイト作成の依頼をいただきました。
兄弟での仕事のやりとりは初めてのことでもあり、改めて応援する意味も込めてこの場を借りて宣伝させていただきます。
野口マンドリン(絃楽器のイグチ)
です。
皆さんそもそもマンドリンという楽器をご存じでしょうか?
マンドリンはイタリア発祥の撥弦楽器で、17世紀頃に登場しました。初期のマンドリンは6コースのガット弦を持つ「バロックマンドリン」でしたが、19世紀に入ると改良が進み、現在主流のナポリ型マンドリンが確立されました。
話はそれますが、皆さんがご存じのバイオリンも16世紀半ばのイタリアで誕生しました。世界的にメジャーなバイオリンとマイナーなマンドリンですが、似ているところがあります。ともにスチール弦を使用し、G-D-A-Eの調弦を持ちます。
楽器の種類やサイズ感も似ています。パート毎に楽器名や大きさが違う点、名前も似てるんですよ
例えば>>
高音パートの楽器>バイオリン⇒マンドリン
中音パートの楽器>ビオラ⇒マンドラ
低音パートの楽器>チェロ⇒マンドセロ
それぞれの名前も最後の文字は似ていますね
19世紀末アメリカでフラットマンドリンが登場し、ブルーグラスやカントリー音楽で広く使われるようになりました。マンドリンの歴史は、地域ごとの発展や改良を経て、現在も多様な音楽ジャンルで活躍しているのですが、まだまだマイナーであることは否めません。
改めてこの楽器の良さを伝えてること、日本製のマンドリンを世界に普及させることを目指したサイトとなっております。
サイトをご覧いただきご興味をもっていただければ幸いです。