文化の進化

6月に梅雨明けとなり、いよいよ季節の変わり目が曖昧になっていきた今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか?長~い夏の始まりですが、これからは四季から二季に体を順応させていくしかありませんね。こうして進化していくのか?と体感できる絶好の機会に生きているととれるかもしれません。

進化とはいえば生物学では、環境変化に伴う遺伝的変容です。生物が環境に適応するように変化し何千年、何万年というスパンで変わっていく様子は、壮大な物語とも言えますね。進化は技術や文化、思想にも起こります。文明が火を使い始めたことも、インターネットが誕生したことも、人類の知の進化の一部です。哲学的には、「進化」という言葉は「変化が持つ意味」や「人間の成長」「自己実現」の文脈でも使われます。「私たちは何に向かって変化しているのか」「変化は常に前向きなものなのか」という逆説的なとらえ方もできるのです。

最近、音楽や芸能などに触れる機会も増えており何かと文化を体感することがあ増えてきました。文化の進化はたとえば、浮世絵が印象派の画家たちに影響を与え、西洋絵画に新たな視点をもたらしたり、現代では、AIやデジタル技術を使ったアートが登場したり、曲とアートが融合したり芸術の定義そのものが進化しています。

最近、興味がわいてきた落語についても古典落語から創作落語に進化してきているようですが、両者の違いは「古典は伝統を受け継ぐ」「創作は時代に合わせて生み出す」とも言えますが、古典も最初は創作だったとも言えるわけなのでこのような文化も進化しつづけるのですが、ある時点で昔の話に戻るようなこともあるのでは??と思います。ひとが作るネタですから融合するのでしょうね

色々な文化に触れることも少しづつ取り入れながら、文化の進化も感じてみたい今日この頃です。

 

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