Dear vietnam

20数年ぶりにホーチミンの地に降り立った。

経済都市がどのような変貌を遂げでいるのか?景色の変化、人の変化、仕事の目的でもある情報産業の発展は?

興味がつきない。JETROの説明からこの旅の幕が開け経済発展、人口推移、文化の変化など概ね事前に確認していた情報と一致。移動のバスの車窓から町を見ると、車が増えた印象。

相変わらずバイクが多い。自転車は殆どみかけなくなった。緑のユニフォームを着た2人乗りのバイクが目につく。ヘルメットにはGRABの文字、東南アジアでサービス拡大中の配車サービス。UberではなくGRAB。

高層ビルが目立つ、市内中心部はハイブランド店舗、オシャレなお店も目につく。LEDのデジタルサイネージが目を引く。スケールは違うがニューヨークのタイムズスクエアを彷彿とさせるかな。

webマーケティングやweb広告に力を入れている。エレベーターにも必ずデジタルサイネージ。大学に訪問する機会もあったのだが、広告は当たり前の様に学内でも掲示されている。日本ではあまりみかけない。民間と国公立の間に溝がないのだ。この方法は見習いたい部分だ。

夕食はベトナム料理を、毎食準備いただき海鮮中進や京風ベトナム料理などを頂く。今回は、屋台を食べることができず、心残りではあったが、とても美味しく趣向の込んだ料理を準備いただき感謝感謝。

ビアホールでは若者で盛り上がっている。そこいらじゅうでベトナム式カンパイの嵐、ハイバーヨーハイバーヨーハイバーウォン!と掛け声をかける。ベトナムの若者は集まって飲むのが好きで、バブル世代の自分に戻った感覚がよみがえってきた。

20代が多いこの国はやっぱりPowerがある。人口ピラミッドがつりがね型ならでは。

IT企業もそれぞれ特徴があり、WFを得意としている企業、ラボ型、ローコードなどの開発が得意な企業、中にはEVチャージの組み込みSWを得意としている企業など多種多様。

帰国前に少しだけ時間があったので街を歩いて1万歩。路地は歩けば昔ながらの雰囲気が残っており、屋台も豊富。

途中、高級ホテルの中に入ってみるとゴージャスなパーティーが開かれており、ここに格差社会の一端が見え隠れする。世界は今、このように突き進んでいる。

日本の未来も想像しつつ、日本の枠だけにとらわれずアジア全体としての発展を祈念する。