暑さもひと段落し、朝晩は気温が下がり秋らしくなってきました。これから一気に寒くなりすぐに冬になりそうな気配です。
今日は、世間でも話題になることが多くなっているシンギュラリティについてコメントします。直訳すると「技術的特異点」科学技術が急速に「進化」・変化することで人間の生活も決定的に変化する「未来」を指す言葉 となります。この概念は以外と古く19世紀初めには存在していました。
最近話題になっている「シンギュラリティ」は、2045年までにAI(人工知能)が人間に代わって文明進歩の主役になってしまうことだそうす。AIが人間の知能を超えるということです。2045年以前という説もあり、既に一部のAIは人を超えだしているのでは??という説もあります。
今まで人間が担当していた仕事をコンピュータが担うようになる動きは現在も既にありますが、シンギュラリティ後はその傾向がより顕著になると考えられています。
いわゆる「定型労働」と呼ばれる職業は、遠くない未来、AIへの代替が急速に進むと考えられています。
しかし、「AIを導入することで作業効率は格段に上がるだろう」と予想される一方で、「人間が関与する必要が一切なくなってしまうと、職に困る人々が世界中で増加するのではないか」といった懸念の声も上がっています。
何より「イレギュラーな事態が起きた場合、人工知能は人間のように臨機応変に対応できるのか」といった点については、まだまだ議論の余地があると言えるでしょう。ただ、スマホが当たり前になった現在でも、既に淘汰された職種や消えた製品も多々あるため、技術の進化の代償として必ず起こりうることなのかもしれません。
どのように受け止め、どのように取り込み、どのように使いこなすかが大事であり社会課題を解決する有効な手段として利用できれば良いと思います。
社会構造についてもベーシックインカム制度の導入が世界中で進むのではないかと予想されています。ベーシックインカムとは最低限所得保証の一種で、全ての国民に対し政府が一定額の給付金を定期的に支払う政策のことを指します。格差社会を是正する方策としてAIの意味が問われそうです。
シンギュラリティが加速すると、人の脳や臓器などをそっくりそのままコピーする技術が生まれ、人体の一部を人工化することも可能になるのではないかと言われています。一部だけでなく脳を除く体を人工化するという創造するだけの考えるだけで怖い構想も実現段階に入っているようです。
米テスラ社は2023年9月30日、ヒト型ロボット「オプティマス」の試作機を披露しました。世界の人口減に警鐘を鳴らすイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の指揮で2021年に開発が始まったこのプロジェクト。マスク氏は将来的な価格は2万ドル未満を想定し、自社のEV工場などで活用して労働力不足の解消につなげる構想を示したそうです。
最終的には高齢化社会に対応するために人間の脳とAI、体としてのロボットを分離し医療の概念をもかえようとしているようです。
人とAIがどう付き合っていくか、主体は人であってAIは補助という考え方を曲げず、これからの平和な世界が広がるという前向きな方向に進んでほしいと思います。