今年は戦後80年が経過しました。その間、日本では戦争に巻き込まれる事はありませんでしたが、新たな脅威であるパンデミックに席巻された2年が経とうとしています。戦争の内容にふれるつもりはありませんが、昔から世論によって人の行動が左右されてきたように思います。
何故、こうなるのでしょうか?
戦時中は事実を知る術がなく国民はメディアの情報を正しいと判断し、集団心理が形成され行動に表れたのだと思います。圧倒的に知る術がなかったということです。また、異論を唱えることが危険過ぎた時代でもあったのです。
現在はインターネットの普及によりさまざまな情報が乱立しており、国民はネットやメディアの大量な情報に翻弄されてきているように感じます。翻弄されるが故にストレスが溜まり、仮想空間で誹謗中傷などに繋がっているのかと。
皆、情報に一喜一憂し、疲れが生じているのではないでしょうか?
こういう時代だからこそ自由な視点で客観的に判断することが大切だと思います。個人が尊重されるいい時代に入ったとも言えますので、自分が正しいと思える情報を整理し、正論と異論も判断しながら情報を上手く活用していければと考えます。